先日、Presentation Zen の Garr さんが主催するイベント、Design Matters に参加してきました。Design Matters とは何なのか、公式サイトより引用します。
Design Matters(以下DM)は、デザインに情熱を感じる様々な職業の人たちのためのコミュニティです。メンバーは、新しいデザインコンセプトや理論を学んだり共有したりすることで、自分自身の向上につなげたり、またはその知識を活かして仕事や地域のために役立てたりすることに努めます。DMは「アップル・プロ・グループ」でもあります。コンピュータのユーザーグループに似ていますが、関心の的は技術的なことばかりではありません。
DMは、アップル本社で元マーケティング・マネージャーだった、ガー・レイノルズ氏によって2004年に設立されました。レイノルズ氏は現在、日本在住です。
DMメンバーたちは、色々な職業やバックグラウンドを持った幅広い集団です。デザイナーはもちろん、開発者、アーティスト、教育者、建築家、学生、会社員、その他、デザインを愛しその大切さを理解する、国際色豊かな人たちから成ります。月一回の集まりでは、デザインのプロや、デザインを新しく興味深い方法で活用するプロたちが、英語による刺激的なプレゼンテーションを行います。
引用以上。どうですか?めっちゃおもしろそうでしょ?
前回 Apple Store で開催されたイベントに参加した際、Garr さんに誘っていただいたのでした。前回の詳細は下記エントリー参照。後日追記したのですが、Presentation Zen に僕のことを書いてくださっています!感動!ほんとブログやっててよかった!
Source Code and My Life: Garr Reynolds 氏のプレゼンテーションセミナー at Apple Store
前回と違ってちゃんとイスに座れました :P
今回のプレゼンターは Nestle Design Manager の Darren Saunders さん。ネスレのパッケージデザインを実例にした、パッケージデザインの重要性、ブランドの重要性に関するプレゼンテーションでした。どのような行程を経てキットカットやネスカフェのパッケージデザインができあがっていくのか、その時何を第一に考えるのか、それがどれほど重要なことなのか、スライドや実際の商品を見ながらプレゼンテーションは進みます。
パッケージデザインの実例。終わった後、モチ投げみたいになりましたw
かなり前になりますが、「ブランドとは何なのか」という問いが自分の中に発生し、言葉の定義を辞書で調べたことがありました。そこには、「焼き印」から派生した言葉だとありました。つまり、「自分の家畜と他人の家畜を一目で区別するための印」がブランドという言葉の語源なのです。そのことを改めて意識することになった、刺激的なプレゼンテーションでした。
中でも心に響いたのは、Darren さんの次の言葉。
Anyone can sell coffee, only Nestle can sell NESCAFE.
そしてそのようなブランドが成立するまでには、4つの段階があるということでした。
- Stage 1
- 商品のアピールのみをする段階。
スーパーの独自ブランド商品などがこれにあたる。価格は安く、買ってもらうためだけにある。 - Stage 2
- 商品のクオリティと特性をアピールする段階。
ブランドのロゴや商品の写真により、どんな商品なのかをアピールする。 - Stage 3
- 商品ブランドがサブブランドとして独り立ちする段階。
どんな商品であるのかが知れ渡った後、シリーズ化してサブブランドを誕生させる。ブランドのロゴよりも商品のロゴの方が目立つ。 - Stage 4
- 象徴となる段階。
シンプルな商品ブランドのロゴだけでも、そのクオリティをアピールできる状態。
世界中に溢れるブランドの中から、人々の記憶に残り、選ばれるブランドというのは、スタイルは違えど、このような道を通ってきたということです。改めてブランドの本質を考え直せた、いい機会でした。
このイベント、あまりに楽しかったので、二次会にも参加してきました。非常に多国籍な人々が集まって、向かったのは居酒屋!この日の主役、Darren さんの隣に座れた僕は、彼の歴史を聞くうちに熱くなり、自分自身も熱く語り出していました。ほんと最高でした。この飲み会!
ちなみに、ヨーロッパ系の人が多かったので、サッカー好きな僕はついつい各国の有名選手の話に盛り上がってしまいました。このメンバーでウイイレやりたいなぁw
帰り際にはこんなものをもらっちゃいました!最後の2つだそうです。やったー!
参加者のみなさん、Garr さん、Darren さん、ありがとうございました!またどっか遊びに行きましょー!




