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hulor と開発チームの最新情報

Archive for 4月, 2006

ユーザーの視線が描くもの

4月 29th, 2006 投稿者: hiro

ようやくひと段落したので、今日からまたブログを好きなだけ書こうと思います(笑)

忙しい中も情報収集(これはもはや趣味)は欠かさなかった僕ですが、興味のあるエントリーを見つけました。

GIGAZINE – ウェブページを見る目の動きは「F」パターン

ユーザーの目線の動きに注目したエントリーです。

つまり人間はページを見る場合、「F」の字を描きながらページ全体を見ているというわけ。

これは232人の被験者を対象に行われたもので、大体1ページから重要なコンテンツを見つけるために2秒から3秒というものすごい短時間に驚異的な速度でページを見ていくそうで。

画像付の詳しい解説はリンク先ページを見ていただきたいのですが、要するにページにアクセスしてきたユーザーは次のような流れでページを見渡すのです。

  1. ページの一番上を横にさらっ見る。
  2. ページを少し下に向かってスクロールするように視線を移動させる。そして短く横にスライドさせる。
  3. そのあとひたすら左サイドを縦にスクロールするように眺める。興味がある単語を見つけたらゆっくり。

その結果、ページ全体のコンテンツの 1/3 程度しかユーザーは見ていないと。

他にもリンク先では、ページのジャンルによる目線の違いも紹介されています。ジャンルが違えば当然ユーザーの目線の動きも変わるのですが、おもしろいことにどれも基本的には「F」を描いているのです。

はっきりとこういうデータが出てくると、おもしろいですね。この視線の動きを意識すれば、ユーザーの目線に余計な動きをさせないように、デザインもシンプルで無駄のないサイトを構築して、見せたいコンテンツを前面に押し出すことも考えられると思います。

いやぁ、シンプルデザインも奥が深い。

この話にもつながるのですが、最近何がそんなに忙しかったかに関しても少しだけ書いておこうと思います。

主に取り組んでいたのは、messaliberty トップページにもある謎の(?)システムの開発と、MovableType 導入サイトの構築やカスタマイズです。

messaliberty はこれまで、MovableType 専門の Web サイト制作を行ってきました。現在は新規のご依頼を受け付けていない状態なのですが、これまでに数多くの MovableType 導入サイト構築をさせていただきました。

今後は MovableType サイト構築そのものは受注しない方針なのですが、これまでに培ってきたノウハウをいろんな場所でアウトプットし、MovableType 導入を考えておられる方の支援をさせていただきたいと思っています。

その第1弾として、現在 Web 開発者向けのコミュニティサイトを構築しています。MovableType のインストールからカスタマイズ、スタイルシートによるデザインなどなど、ユーザー同士の質問や情報発信ができるようなコミュニティにしようと、日夜取り組んでいます。

近々正式に発表させていただきますので、そちらのコミュニティサイトも楽しみにしてください。

と、最後にさりげなく CM(笑)

MacBook Pro 17-inch Released

4月 24th, 2006 投稿者: hiro

このところ激しく忙しくて、ブログにタッチできません・・・。それでも、いくつかおもしろいエントリーを見つけたので、明日時間があればポストしたいと思います。何がそんなに忙しいかについても、ちょっとまとめておこうかなと思ってます。

で、これはリアルタイムで反応しておこうかなというニュース。ついさっき digg.com で発見しました。

Apple Releases 17″ Macbook Pro

やっぱりこのタイミングでした。17インチ。

(続きを読む…)

恐ろしいバグ

4月 18th, 2006 投稿者: hiro

最近忙しすぎて、ブログの更新ができていません。かなり書きたいです・・・。Google Calendar が登場したというのに、それについて書けないなんて・・・。(すでにヘビーユーザーですが。)もう少しすれば少し落ち着くので、復活したいと思います。

グーグル、噂の「Google Calendar」をついに公開 – CNET Japan

今日は急いで書いておきたいことがあったので、衝動的にポストしてます。

実は、恐ろしいバグを発見しました。

どんなバグかというと、ブラウザ上でテキストエリアに入力した内容が途中から勝手に消えてしまうというバグです。Firefox で MovableType のエントリーを編集していて、このような現象に遭遇しました。

これが Firefox のバグなのか MovableType のバグなのか、または Firefox のエクステンションのバグなのか、その辺りはわかっていません。

いまのところ、同じくテキストエリアをよく使う Gmail や Basecamp では、このような現象に遭遇していません。

これまで MovableType は毎日使っていましたが、こんなことは初めてです。つい数日前に Firefox を 1.5.0.2 にアップデートしたのですが、それに何か関係があるのでしょうか。

ここにそのバグの再現方法を掲載しておきますので、もし同じ現象に遭遇された方がいらっしゃれば、環境を教えてください。

バグの再現方法

  1. 複数のタブを開いておく。
  2. どれかのタブで MT のエントリー編集画面(*)を開く。
  3. 別のタブへ移動する。
  4. 戻ってくると、エントリーの内容が途中から切れている。

* スクロールする必要があるぐらい長いエントリー

以上です。

何が原因なのか断定できませんが、MovableType でエントリーやテンプレートを保存する前には確認されることをおすすめします。

Apple ってそんなにすごいかな?

4月 10th, 2006 投稿者: hiro

僕が Apple のすごさを語っている姿を見た友人は多いと思います。いまブログに載せているプロフィールからしてそうだし、こんなエントリーまで書いているぐらいですから。

Source Code and My Life: Apple はなぜカッコイイのか?

でもここでちょっと冷静になって、逆に Apple はすごくないのかもしれないということも考えてみました。

実はこのエントリーは先週ポストしようとしていたのですが、しばらく Cnet Japan がダウンしていたので、その後新たに出たニュースも踏まえて、いま改めて考えてみたいと思います。

まず、僕が考えてみるきっかけになったのが、このエントリー。

アップルは本当にそれほどすごいのか – CNET Japan

具体的な数字で他社と比較しながら、Apple の現状を指摘したエントリーです。この中で、Apple は次のように評価されています。

Apple Computerがそれほど素晴らしい会社だとしたら、なぜあれほど小さいのだろうか。

Appleの全世界のコンピュータ市場におけるシェアは、昨年末時点で2.3%。

Appleは2005年に474万台のMacを出荷したが、これはDellのPC出荷台数の増加分570万台よりも20%も少ない。

確かに、パーソナルコンピューター全体の市場におけるシェアは、大きいとは言えません。かつての業績は別とすれば、やはり現状では際立った結果を出していないのではないかと言われれば、その通りなのかもしれません。

もちろん、規模がすべてではない。ほかのPCメーカー各社とは異なり、Appleは黒字を計上しており、またiPodでパソコン以外の市場への事業拡大にも成功している。さらに、Appleにはパソコンのデザインと一般ユーザー向けの技術に対する強い影響力があると、Intelのバイスプレジデント Deborah Conrad氏などは指摘している。

それでも Apple が影響力を持っていると受け取られる理由はこの部分です。iPod によって「iPod」という新たなカテゴリーを築き、それを中心に音楽配信事業を軌道に乗せました。そしてデザインにおいても、ハードウェアから OS に至るまで、徹底した哲学を感じさせるほどの製品を生み出し続けています。

そしてそれを評価する人間がいるとうのは、明らかな事実です。

科学関連のカンファレンスに足を運ぶと、Macを持ち歩いている参加者をほかのイベントよりも多く見かける。つまり、Macは明らかに知識人に好まれている。しかも、Appleや同社の製品はとても好まれている。

単に見た目が美しいだけではなく、ユーザーにとっても使いやすく、しかも使っていて心地良い。その点が、影響力を持った人たちに評価されているのです。

Appleのコンピュータの価格に、例の300ドルのプレミアムが上乗せされていることは、あらためて言うまでもない。Appleの世界観によると、消費者は先端技術に対して、それに見合う対価を支払うべきだという。たとえば、170度の視野角を持ち、輝度も高い液晶画面には、その分の対価を支払うべきだというのだ。だが、他社の多くは違う考え方をしている。「ここは米国で、消費者は価格に敏感だ。ならば、プリンタを無償で付けよう」というのが彼らの考え方だ。

Apple にこんなことができるのは、Apple の哲学をユーザーが確かに認めたからです。そんな小難しいことを言わなくても、単純に Cool で使いたくなってしまう。

そこへ飛び込んできたニュースが、これ。

アップル、「Boot Camp」を公開–Intel MacでWindows XPが利用可能に – CNET Japan

Intel MacがWindows XPにネイティブ対応–アップルの動きに好評価 – CNET Japan

アップルの「Boot Camp」、Macユーザーからも賞賛の声 – CNET Japan

ラウンドアップ:Macに「デュアルブートの時代」到来 – CNET Japan

賛否両論あるとは思いますが、僕は恐ろしいことが始まったと感じています。

Windows Vista が2007年以降に遅れることが決定し、2006年9月の新学期シーズン、12月のクリスマスシーズンには Microsoft との直接対決はなくなります。単なる HDD mp3 Player ではなく、値段は高くても iPod を買った人たちが、Windows が動くならと安心して Mac を買うと考えるのは、僕の考えすぎでしょうか。そして仮に Windows を使うつもりで買ったとしても、ハードウェアのデザインを見て購入したユーザーが、シンプルで美しいデザイン、シンプルな使いやすさを徹底している Mac OS を使わないでいられるでしょうか。Steve Jobs が言うところの、「なめたくなるような」UI を見ても、Windows XP を使い続けることができるでしょうか。

これまでは直接対決などありえなかった Dell などの PC メーカーにとっても、この動きは見逃せないと思います。一方は薄利多売、一方は付加価値による高級路線。

2006年後半、僕はやっぱり Apple から目が放せません。

と、結局 Apple をカッコイイと言ってしまっている自分(笑)

でも、そうさせる力っていうのが、やっぱり一番大切だったりするんじゃないかなぁと思ってます。

[Web進化論] 自動秩序形成システムの登場を待つだけでいいのか

4月 9th, 2006 投稿者: hiro

以前、こんなことがありました。

関西以外の地域で、季節外れの天気になった。自分は大阪にいて、そのニュースをネットでリアルタイムに知っていた。でも、目に留まった程度で、深く情報を知ろうとアクションを起こすまではしなかった。

次の日、数人で集まったときに「昨日はすごかったねー」といった話題になる。でも、自分はみんなほどそのニュースを知らない。

テレビを見ない生活をしていると、こんな風にちょっとした話題についていけなくなることが時々あります。ネット上で一度は触れたことがあっても、それほど重要だと思わずに切り捨てていたニュースが、実はマスメディアでは大々的に報道されていたというような状況です。

結局自分にとってもその場にいる他の人たちにとっても、やはり個人的にはそれほど重要な情報ではないのですが、世間話程度にでもそういう話が出てくると、その話題に関してはついていけなくなります。

誰かが重要なことを決めて伝えてくれる場合とは違って、ネット上では自分から積極的に情報をフィルタリングしなければなりません。言い換えれば、その情報が自分にとって必要なのか、逆に本当に不要なのか、本当に正しい情報なのか、疑いの余地があるのか、それを自問自答する能力が必要になります。情報のプライオリティを自ら決定しなければならないのです。

このあたりがWeb進化論でも言われている、現在の Web に関するテクノロジーの限界なのだと思います。SNS や検索に関するテクノロジーは、間違いなく、よりパーソナライズされるされる方向へ進化しています。その先に待っているのが、自動秩序形成システムであり、そのときには何も意識しなくても、携帯電話などのデバイスに、その人にとって重要なニュースが配信されるようになるのかもしれません。

SNS も検索も、日々パーソナライズの精度を上げています。RSS フィードを利用することによって、情報の配信フォーマットも統一されてきました。その上、受信するデバイスの進化が驚くほど早いことは、携帯電話を見れば明らかです。後は、本格的な自動秩序形成システムの登場を待つのみです。

しかし、ほんとうにそれだけでいいのでしょうか。利用する側は、テクノロジーの進化をこのまま待っているだけでいいのでしょうか。

僕は、自動秩序形成システムの登場に備えると共に、個人個人が情報を扱う能力をアップさせるという、双方の歩み寄りが必要なのではないかと考えます。

インターネットリテラシーと言ってしまえばそれまでですが、それだけではなく、情報の扱い方というものに関して、もっともっとユーザー側が学ぶべきことがあるのではないでしょうか。

ユーザーが学ばなければならないということは、テクノロジーの未熟さを表しているのだとも思います。それでも、仮にユーザー側の情報の扱い方に関する未熟さを克服するぐらいのテクノロジーが登場したとしても、ユーザー側からのある程度の歩み寄りは必要なのではないかと考えます。

もしそのユーザー側からの歩み寄りがなければ、結局いまのマスメディアと個人の関係と、あまり変わらないものになるのではないかと思うからです。情報を与えられるのを待つだけではなく、自ら進んで受け取りに行く。そして、情報の受け取り方が言わば自己責任のような世界になってきたことを自覚する。そういう意識の変化も、必要なのではないでしょうか。

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